初夏の陽気につつまれた今年のGW、大白川は早朝氷が張るほど冬の気配を残しています。(6月の更新になって、すみません汗)
地面が雪に覆われている中、日の光を満喫するようにブナの葉が大きく開きます。周りの木々は、まだ芽が出るか出ないか・・・
他の樹木より早く葉を広げる事で日照を独占し、生存競争を優位に。これがブナの繁栄戦略。豪雪地帯の森は、長い時間をかけてブナが優占種になるのはこの為です。
この時期が大好きな理由の一つが、残雪が締まっていてどこにでも歩いて入れる事。下の画像に人が写っているのがわかります?夏は藪になり、とても直登できません。
雪の上に散らばっているのは、ブナの葉や花の芽を厳しい寒さと雪から守っていた、芽鱗。凄い数ですが、これだけの葉が頭上にある証ですね。
芽鱗に守られた葉のみずみずしさ!
ショウジョウバカマも早起き
豊かなスノービーチの森と里山を、計画的に使わせてもらってます。