4月3日に選木したカエデを4月18日に伐採してもらいました。
まだ雪が残っているので、林道の無い斜面に重機を入れられます。全国的にも珍しい作業でしょう。沢沿いの斜面なので、下には川が流れています。雪がべらぼうに多いだけでなく、夜には氷点下に下がり雪が締まるので、重機も入れるのですが、これも今週までですね。
伐採は根元の雪を掘り、穴に潜り込んでチェーンソーを使います。簡単には逃げれないので、熟練の技が必要。魚沼市森林組合さんの伐採士さんが、何度も状況を確かめながら慎重に作業してくれました。
倒した後、すぐに幹径と樹高を測定。これらのデータの蓄積が、継続的な森林活用の根拠・計算になっていきます。
計測後は4.2m程度に丸太切りし、重機で運搬。さすがにこのサイズは雪上でも人力では滑り落とせません。
白く綺麗な材が取れました。この丸太を製材・乾燥してから、ストーリオに届きます。使われるのは、夏頃からの生産かな。どんな木目を見せてくれるか、今から楽しみです!